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なんだか専門知識が入ってきて、長くなりそうなので要注意! ちなみに、観覧後ですから。 だから「付録」なのね。 京博観覧後。 とりあえず、朝からまったくなにも入れてやらなかった胃袋からの憤懣やるかたない声を大人しくさせねば。 とりあえず、手近な飲食店を探す為、騒がしい館を後にする。 が、自然と神社仏閣に突き当たる足も、どうしたわけか飲食店にはぶち当たらないようで… 「たぶんこの先にあるさ」と向けた足は、やや寂れた商店街へ。 野菜に魚、肉に乾物までもが立ち並ぶ中、なぜか飲食店は軒を連ねない。 なにか限定があるのか!? 空腹限界の半熟ヒロイン(ダチ)を進ませること30分。 ようやく小さな定食屋を発見。 本日初のご飯にありつく。 昼食をとり、ようやく人心地着いたところで、行き当たりバッタリ神社仏閣周りを開始。 今回は… 《京博→智積院→高台寺→八坂神社》の【東山コース】。 【智積院】 行って来ましたよ、智積院! 春先に5人で行ったのは知恩院、間違いないように。 ここで有名なのは、国宝指定の“長谷川等伯・障壁画”と名勝庭園。 ところが、何より諏佐と半熟ヒロインの心を掴んで放さなかったのは、入り口正面にある金堂の木鼻(キバナ)。 ここで、プチ解説。 いきなり『木鼻』と言われても、何のことやら… 『木鼻』と書いて『キバナ』と読みます。 諏佐の拙い解説では、物体自体が迷宮入りしそうなので、広辞苑あたりから引っ張ってきた解説を。 『木鼻とは… 社寺建築で、頭貫(かしらぬき)・肘木(ひじき)・虹梁(こうりよう)などの端が柱の外側に突出した部分。 握り拳や象・獅子などにかたどった彫刻などが施される。 大仏様・禅宗様建築にみられる。』 ……分かりませんよね(汗) ようするに、顔の出ている部分が“鼻”。 っつーことは、木の出ている部分が…“木鼻”ダヨ。 なんつって。 諏佐的解説で行くと、『神社やお寺などの拝殿正面、一番前の虹梁(コウリョウ)から左右突き出ているモノ』でしょうか 拝殿ってのは、手っ取り早く言うと、社殿から出っ張っている“軒”のようなもの。 よくお賽銭を投げ込んで、ガラガラと特大の鈴を鳴らしてお願い事しますよね。 あそこです。 お賽銭を投げ込む前に、ちょっと視線を上げて確認してみてください。 一番手前の水平材(虹梁)から突き出ている、左右端っこ…これが木鼻です。 ちなみに、大仏様や禅宗様ってのは社寺建築様式の一種。 諏佐自身、そこまで深く齧った訳ではないので、簡単且つ分かりにくい説明で申し訳ない。 とりあえず、この“木鼻”は狛犬と同じくらいどこにでもあって目に付くものですんで、確認してみては? いろいろなセンス・表情が見れて、意外に面白いですよ(笑) 閑話休題。 はてさて、愉快な象を模したこの木鼻。 当時、この金堂を建てた棟梁のお茶目心を匂わせる… つか、愉快というより若干ヘンタイ入ってるってあの目は(爆笑) 白く塗られた白象は、確か普賢菩薩の乗り物…つか使役獣だったかと記憶してますが。 そんな高貴な雰囲気を微塵もカンジさせない、あのユーモアセンス! とても寺には置いておけないブツであることに間違いない。 覚えておいででしたら、ゼヒともご確認を。 一見の価値はおおいにありますよ〜 木鼻で一通り盛り上がり、長谷川等伯の障壁画を見るために収蔵庫へ。 500円の拝観料を払い、収蔵庫へと向けた足は外人観光客の「Excuse me!」に止められる。 「写真を撮ってくれ」とジェスチャーされ、快くOKを出す。 渡されたブツがデジカメであるにも関わらず、最近慣れてきた一眼レフの癖が出て思わず構え、半熟と二人思わず苦笑い。 お礼を言われ、珍しくもテレながら引っ込むように収蔵庫へと向かう。 in収蔵庫。 おぉ〜自動ドア!さすが国宝収蔵、違うね〜(ソコか) さすがに障壁画とはいえ色や木材などの保存のせいか、程よい湿度に加えて冷房まで効いている室内。 暑苦しい外からの来訪者にとっては、願っても無い好条件。 美術品と共に収蔵されていたいホドの住み心地良さ。 さして広くは無い倉庫の四方面すべて障壁画。 「楓図」「桜図」「松と葵の図」「松に秋草図」etc... が、障壁の図柄が繋がりきれていない部分が多いことからも、欠損部分が多いようす。 しかし、それが返って本来の障壁画の大きさ、図柄の雄大さを物語るようにも感じられる。 当時の流行である金箔を背景に、白を基調とした淡い色調は、金箔の中にもよく映える。 また、図柄のダイナミックさに加え、写実的に描ききった技量は、実際に見てみないと分からない。 当時、障壁画を二分した絢爛豪華な狩野派とはまったく異なる良さを持つ。 ずっと眺めていたい…なんて気持ちを剥ぎ取って、次の庭園へと赴く。 ここ、大書院から眺める庭園も最高でした。 小さい庭ながらも、奥行きを感じさせる造りと、縁の下まで入り込んだ池がより庭との一体感を演出しています。 「利休好みの庭」とも伝えられているらしいこの庭。 秀吉公が建立した祥雲禅寺(智積院の前身寺)からその原型が造られていたそうです。 先に見た障壁画の数々も、実はこの庭園を眺める大書院の壁に描かれていたようで、現在も庭を眺める書院にはレプリカが…。 諏佐的に原色が濃すぎて、あまり好きではありませんが(難) 朝から歩き通しだった足を無遠慮に縁側から垂らし、何を話すわけでなく庭を眺め、池の鯉を冷やかす。 と、岩の上によじ登ろうと池から顔を出した亀一匹。 よくよく見れば、岩のそこここに亀が… どうやら、今日の晴天を利用して紫外線殺菌…ならぬ日光浴中だったようです。 羨ましいことこの上ない。 最近の精神的な疲れを多いに回復させて、智積院をあとにする。 【高台寺】 さて、次に出会うは高台寺。 公道にて【百鬼夜行】のポスターを発見! じゃ、行こう。ってことで高台寺へ。 高台寺と言えば、秀吉公の菩提を弔う為に北政所が開創した場所。 北政所と言えば、ねね様。 図らずも、今回は秀吉公関係が続きました。 「百鬼夜行図」に誘われて来てみれば、意外に観光客の多いこと(汗) とりあえず、目的のモノを見るために拝観料600円。 そろそろガタの来始めた足を、互いに「老体だ」とあざ笑いながら階段を上る。 入り口から書院へと向かう道筋に「遺芳庵」が。 いや、マジで可愛ぃ〜。 小さいのなんのって。 諏佐の目の高さが瓦葺屋根の軒ですよ! まぁ、諏佐の実寸を御存じの方ならば分かるはず… 周辺の植木も同じようなサイズに切り揃えられている為、遠くから見ると違和感無く1つの庵。 でも、近づくとシルバニア。 このサイズなら、おそらく茶室でしょう。 カメラを持って来なかった自分を怨みながら、書院へ。 書院には現代の「東山百鬼夜行」絵巻が。 太めの線にコミカルなタッチと可愛らしい配色。 可愛いと思いながらも、現代風であったことにやや無念感を拭えない。 方丈には江戸時代土佐派の「百鬼夜行」絵巻。 そして、床の間には数点の「幽霊図」が。 やっぱり女性です。 「方丈」から眺める枯山水と庭園。 が、枯山水(前庭)には、すでに人の山。 のんびり座っていることも出来ないので、仕方なく次へ。 月を見るために造られた「観月台」。 池の上を渡して造られているせいか、吹き込む風が他よりも涼しい。 夏の夜はさぞかし涼しかろぅ。 続く「開山堂」内部は、“艶やか”の一言に尽きる。 暗い堂内であるにも関わらずどこか明るく感じるのは、おそらく黒ずんだ金箔のせい。 細かい彫り物が施された天井部も、上品な図柄で飾られる。 個人的には、縁のカラフルな模様が印象的で… と、いきなり後ろにいた係員のお姉さんが。 「礼堂部中央の彩色天井には北政所の御所車の天井、前方の格子天井には秀吉が使った御船の天井が用いられています。」 と片言の日本語で解説。 なんか、軽く敗北感。 「臥竜廊」は急な傾斜に造られているため、上るのは結構シンドイ。 でも、そこから眺め渡す庭と池の緑と砂地の白、方丈の屋根総てが抜群の角度で見渡せる。 絶好のカメラアングルと見た! 息を切らして「霊屋」へ。 ここには、秀吉公と北政所の像が安置されている。 なんでも、北政所像の真下には、ご本人の遺骨が安置されているんだとか。 ここは「開山堂」の派手な彩色とはうって変わって、黒漆と金箔で統一。 桃山時代の漆工芸技術が際立つ。 が、残念ながら中半分はガラスで区切られてしまい、近くでは拝めなんだ(涙) 最後に回った「傘亭」「時雨亭」。 残念ながら、見たのは解説お姉さんの帰っていく後姿… 風体を見るからには茶室かと… しかし、「時雨亭」に至っては、馬屋だなんてどーしようもない見解を打ち出して降りて行く2人。 実際には、「傘亭」「時雨亭」両方とも茶室。 なんでも利休の意匠によるものらしい。 …いくらなんでも馬屋とは。 高台寺を出、正面に見えた八坂神社へと足を運ぶ。 ここに来て「アイスが食べたい」と、小銭まで用意をしはじめた半熟ヒロイン。 八坂神社の門前で見つけた【二軒茶屋 中村楼】。 帰宅して知ったのだが、結構有名な場所らしい。 昔の台所をそのまま店にしたような店内。 思わず引き寄せられたのは、そんなレトロな雰囲気だったから。 どうやら“田楽豆腐”で有名だったようですが…(汗) そうとは気付かず、普通にアイスクリームとしるこを注文。 どうせなら“豆腐田楽”にしときゃ良かった…と今更になって後悔。 糖分の摂取で元気になったと錯覚したのか、八坂神社を抜けて今度は京都駅まで…歩いた。 えぇ、歩いたともさ。 さすがに後半はヘロヘロで、電車に乗った瞬間、記憶がすっ飛びました(笑) また2週間後に八坂神社に行く予定です。 何しにって、夕方から行われる神楽を見に。 神楽マニアな半熟ヒロインの、ここの所見せた事のない目の輝きに負けた…(遠目) 体がモーレツに疲れていたわりには、不思議と心は軽やかで。 知らないところで、思ってた以上に疲れてたんだなぁ(苦笑) |
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田楽
田楽田楽(でんがく)は、田植えの前に豊作を祈る「田遊び」から発達したとか、渡来のものとか、まだ未解明のことの多い芸能。楽と躍りなどから成る。平安時代中期に成立した。1096年には、京都の人々が田楽に熱狂することがあり、天皇にも貴族たちがその様をみせた。永長の大田楽という(大江匡房「洛陽田楽記」)。平... ...続きを見る |
日本をもっと知ろう 2006/06/06 08:54 |
智積院
智積院智積院(ちしゃくいん)は、京都市東山区にある真言宗智山派総本山の寺院である。山号を五百佛山(いおぶさん)、寺号を根来寺(ねごろじ)という。本尊は両界曼荼羅|金剛界大日如来、開基は玄宥(げんゆう)である。「川崎大師」の通称で知られる神奈川県川崎市の川崎大師平間寺(初詣の人出で例年日本一を争う)や... ...続きを見る |
京都観光 2006/07/06 15:35 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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長かった(−−;) |
比呂 2006/06/06 18:40 |
いいな、智積院に高台寺!!私も見たい〜。でも知恩院ももう一回ゆっくり見たいなあ。 |
慧 2006/06/06 19:04 |
比呂。 |
諏佐 2006/06/07 15:52 |
誰も悪いとは言ってませんがな(笑 |
比呂 2006/06/07 19:11 |
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